和弓の特徴と性能

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日本の武士達が使用した和弓の特徴について述べていきます。

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和弓とは

和弓は、5つの成り場から構成され、下から、小反り、大腰、胴、鳥打ち、姫反りと呼ばれています。
材料は真竹やハゼノキがよく使われ、弦は苧(からむし)や麻などの繊維を束ねて用いてきました。
和弓の弦(つる)を張った状態を、張り顔または成りと呼びます。

通常、弓を左手に保持し、矢を射手から見て弓の右側に番えます。そのため、番えた矢を単に射出すれば、狙いは右に逸れてしまいます。弓を保持している弓手(ゆんで)を反時計方向回りに素早く回転し、矢の射出方向を補正します。

特徴として、上長下短になる位置で射手は弓を保持するという特徴があります。この保持のやり方によって、矢の飛び方に変化をつけることができるそうです。

和弓は矢を正しく前方にとばすのは容易ではありません。
きちんとした指導者の監督下で行わないと、矢の射出方向が定まらず危険でもあります。
若い女性が美しい姿勢で矢を射るニュースなどを見かけますが、相当の習練を経た人達にしかできません。

和弓の長さとロングボウ

和弓の長さは221cmもあり、世界的に見ても大型の弓。
欧米人などに比べて、背丈の低い日本人が長い和弓を使用するようになった理由は不明だそうです。
中国の魏志倭人伝に、倭人が使用する弓の概要が記され、3世紀末には和弓の原型が既に出現していました。

世界的に長弓として有名なものの一つに、ウェールズ公国のウェールズ人が使用していたロングボウがあり、和弓よりは短いものの、全長が190cmにも及びます。
英仏戦争において、軍隊にロングボウを使用させ、その威力を示したものとして知られています。
射程は500mを超え、仏軍を圧倒したそうです。ただロングボウの使用には、クロスボウなどと違って技量を要し、そのことが難点であったといわれています。

このロングボウの威力と和弓の威力の比較実験がなされ、射手が同一の場合、和弓の威力の方が少し大きいという結果が得られています。
和弓の場合、例えば厚さ1.6mmの鉄製のフライパンを2cm程度も射抜く威力があったそうです。

弓と行事

弓を使った行事である流鏑馬。豊前の宇佐において、欽明天皇の命により神功皇后と応神天皇を祀り、天下の太平と五穀豊穣とを祈願して、騎射に長じた者に馬上から三つの的を射させた神事が始まりとされています。

通し矢の天下一の人物として知られる和佐範遠(わさのりとお)は、貞享3年(1686年)4月27日に、京都三十三間堂で大矢数(おおやかず)を試み、一昼夜の間に、総矢数13,053本の内、通し矢8,133本の大記録をうちたてました。
この記録は現在に至るまで破られておりません。

※画像はイメージです。

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