少年式という式典

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地元の愛媛県以外では行われていないと聞いて驚いた「少年式」。
奇祭というほどではないとは思うのですが、その話をしたいと思います。

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少年式という式典

愛媛県では、毎年2月(立春や建国記念日だったり)になると「少年式」という式典が各中学校で行われます。
早い話が14歳になったお祝いなのですが、私が中学生だった時、昭和という時代もあってだからと思うのですが、ちょっと今では考えられない行事だったのです。

2月の寒空の下、冷え切った体育館に座らされ、県のお偉いさん達のご高尚で、実に退屈極まりない話を延々と聞かされるという、マジで拷問のようでした。

最近は、学校の外に出てゴミ拾いをしたり、老人ホームへ慰問に行ったりして地域の福祉に協力しましょうというような、内容に変わってきているそうですが。
確かに何の意味があったのか、よく判らない体育館拷問よりはずっとましになったと思います。

ちなみに、私の母は来賓席に座っていたのですが、あまりの極寒ぶりに風邪をひいてしまい、妹の少年式には、絶対行かない!と宣言していました。

昭和のああいう行事って、ホントわけが判らないものが多かったと思います。
主役は一体誰なんだ、と問いたいです。
卒業式や入学式なども、お偉いさんが愚にもつかない長話をくどくどと話すだけで、生徒たちは居眠り状態。

少年式の意味

この少年式ですが、いわばプレ成人式のようなものです。
成人式は20歳になったらやりますが、昔の元服は14、15歳で行われていましたので、それに準じるという意図で始められたようです。

現在は少年法が改正されましたが、以前は14歳以下の少年は刑が免除されていました。
※この辺り、記憶が曖昧なので、間違っていたらすみません
ですので「少年式を終えて悪さをしたら、補導じゃなくて逮捕されるんだよ」と先輩に言われた覚えがあります。
要するに、成人ではないが、もう子供でもない、という自覚を促すための式典のようです。それにしてはお粗末な式典でしたが。

そういや、少年式に際してというテーマで作文を書かされました。私を含め、反抗期真っ盛りだった中学生に何を期待しているのでしょう。
お察しの通り、ろくでもないことしか書きませんでした。

だいたい、愛媛県は保守的すぎるんですよ。旧暦を重視して、桃の節句は4月3日、七夕は8月7日。成人式は満ではなく、数えでやります。要するに、満19歳の時に成人式をやるので、一般社会より1年早く成人になるわけです。

他の地域では?

社会人になって関東で就職した私は、少年式が愛媛県のローカル行事だと知りました。
その反面、他のいくつかの県では、行われていたことを会社の同期や友人達から聞かされます。

群馬県と長野県出身の友人が、やはり14歳となる中学2年の時に、そのような行事に参加させられたのですが、「少年式」ではなく、「立志式」という名称。
やはり、近所の神社の掃除をするなど、福祉活動の一端を担うようなことをするそうで、体育館拷問もあったという話もちらっと聞きました。

いつだったか、友人に、「昔の元服って武士だけがやってたの?」と聞かれたことがあります。
いえいえ、農民だって町人だってやってました。成人のお祝いですからね。
男子も女子も、髪型を変えたり、名前を変えたり、戦国時代までは刀を持たされたり。

そうそう、戦国時代は、農民だろうと腰に刀を差したまま農作業をしていたそうですから、あの時代は本当に緊張の毎日だったんだろうな、と思います。
平和な時代に生まれてよかったと思う一方、少年式なんかやめてしまえばいいのに、と私個人は思います。

やるんだったら、衛生看護科の生徒がやっていた戴帽式のような、一人一人を何らかのグループの一員と見做すための儀式をすればいいのにと思うのでした。

※画像はイメージです。

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