モスマン!!!
それは1960年代、アメリカ・ウェストバージニア州の静かな町を恐怖に落とし入れた、空を飛ぶ異形の怪物。
モスマンとは何者だったのか、その正体について考察してみたいと思います。
モスマンとその事件
モスマンは1960年代に、アメリカ・ウェストバージニア州のポイントプレザントという町のTNTエリアを中心に現れたUMAです。
もっとも代表的な事件の一つは、1966年11月15日の夜、二組のカップルが遭遇した事件です。
上述の同地区を、4人は車で走行中赤い二つの光が飛び込んできたため車を止めました。
そこには、身長約2mで大きな翼を背中にたたみ大きな赤く光る目の異様な生き物、のちに「モスマン(蛾人間)」と名付けれれる怪物が立っていたのです。
4人は恐怖に駆られ車を発進、160kmのスピードで逃走したが怪物は「キーキー」と鳴きながら空から追ってきたのでした。
町に着いた彼らは、保安官事務所に駆け込み事の顛末を伝えました。
事件は翌日には報道され、町は怪物の話題で持ちきりになったそうです。
話は前後しますが数日前の12日には、ウェストバージニア州のクレンデニン近くの墓地で5人の男が墓掘りをしていたところ、「褐色の人間」らしきものが木立の中から飛び立って、彼らの頭上を飛び回ってた。
この目撃例が最初のモスマンとも言われています。
その後も目撃例や遭遇事件が相次ぎ、約一年間でだけでも100件以上に上ったといいます。
その多くが、ウェストバージニア州ポイントプレザントのTNTエリアに集中しています。
中にはオハイオ州やミシシッピー州・ケンタッキー州という例もいくつかありました。
ここで目撃例を踏まえ、モスマンの特徴を整理しますと
- 身長は約2m
- 大きく光る、赤い二つの目(胸の辺りについている)
- 背中に折りたたまれた大きな翼
- 体色は灰色または褐色
- 「キーキー」という鳴き声
- 足を引きずるような歩き方
- 腕らしきものは無い
などが挙げられます。
この怪物は、ある記者が「モスマン」と名付けたことによりその名前が定着しました。
このモスマンの名前はバットマンやスパイダーマンのようなアメコミ的なノリでつけたらしい。
そう考えるとちょっとヒーローっぽいとは違うかなあ・・といった気もしなくもないのですが、このキャッチーさが結果的に彼(?)を有名にする一助となったのかもしれません。
尚、「TNTエリア」とはかつての軍の爆薬製造施設の跡地ということで、超常現象とは親和性の高そうな否が応にも興味を掻き立てる、うってつけのロケーションです!!!
モスマンに関するあれこれ
モスマンの正体に関しては色々な説の上がってますので、いくつかご紹介いたします。
- 「砂丘ツル説」 ウェストバージニア州立大学のスミス博士が提唱。しかし全体的なシルエットに無理があるような。
- 「大型猛禽類説」 イヌワシなどはキーキーと鳴くらしいのですが、やはり全体的に合致しない点が多い感じがします。
- 「宇宙人・宇宙生物説」 実はこの時期この近辺では度々UFOが目撃されており、一定の可能性を感じさせます。
- 「フクロウ説」 懐疑的な説としてもっとも有力と考えられる説です。フクロウの鳴き声は、ホーホーではなくキーキーとなく種類もいるそうです。
ある意味、身長以外はほとんどの特徴が合致します。しかしながら身長に関しては「恐怖のため大きく見えた」的な解釈がされているのですが、フクロウは大きな種類でも1m未満なので流石に倍以上の大きさに見間違えるだろう?
といった点が疑問でもあります。
ちなみに、ウェストバージニア州といえば1952年にあの「フラッドウッズ・モンスター事件」がありましたが、一部ではあれも実はモスマンだったのでは?とも言われています。
「仮説」モスマンの正体
ではモスマンの正体は何なのだろうか? 新たに仮説(妄想)を立ててみました。
それは、ズバリ「巨大化したアメリカフクロウ」ではないかと思います。
このフクロウは身長50〜60cmですが「キーキー」と鳴き、オカルト探偵として有名なジョー・ニッケルも候補としてあげてました。
では、なぜ2mにも巨大化したのか、それにはやはり、爆薬製造施設であるTNTエリアが深く関係しているのではないか考えました。ここは第二次世界大戦中に使われていた施設で、爆薬製造関連でなんらかの化学物質などの研究や実験も行われていたのではないでしょうか?
そして、特殊な化学物質が何かのアクシデントなどで、近隣に生息していたアメリカフクロウのおそらくは、ヒナが摂取または浴びるような状況が起きたのではないかと思います。
のちにモスマンとなるその個体の成長ホルモンか成長を司る下垂体に変化が生じ、年数をかけて、第二次世界大戦中が1940年頃なので20年ほどで、2mまで成長したのではないかと推察します。
しかしながら、個人的にはUFO好きの自分としては「宇宙人・宇宙生物説」も興味深いものがありますが・・・。
モスマンを取り巻く今
現在ウェストバージニア州のポイントプレザントでは、モスマン像が建てられモスマンミュージアムやモスマンアイスクリームもあるらしく、すっかりご当地キャラクターとして親しまれているようです。
でもモスマン像、目撃例の特徴とイメージがだいぶ違うような。
そして毎年モスマンフェスティバルも開催されおり、なんと以前にはあのトランプ大統領もフェスティバルに行くとツイートしてたとか。
自分は、アメリカには住んではいないのでちょっと実感が湧きませんが、日本で言えば河童や天狗といった馴染み深い妖怪のような存在になった、といった感じかもしれませんね。
追記
1967年には、ポイントプレザント入り口のシルバーブリッジという橋の崩落事故といった大惨事があり、モスマンとの関連が考えられたようです。
のちにそれらを元にした映画「プロフェシー」がリチャード・ギア主演で製作されております。
※画像はイメージです。


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