中学生の頃、学校から自宅よりも近かったので、いつも帰る途中に祖母の家へ寄ってから帰宅していました。
いつも通りの帰り道
冬に差し掛かったある日、部活を終えて、後輩と2人で帰っていました。
日が落ちるのが早く、あたりはすっかり真っ暗ですが、後輩と分かれる交差点で少し立ち話をしてから帰るのが、私達の間では日課のようになっています。
学校の事やテレビの話、ささいな話ばかりですが、特に私が一番興味を持っていたのは怖い話。
「自転車をこいでいるおじいさんがいる」「木の枝から赤ちゃんがこちらを覗いている」なんて話や、学校の中で目撃してた幽霊の話、落ち武者の霊がついてきた体験など。
幽霊とかそんなものを私は全く信じておらず、半信半疑ですが、後輩は霊感が強くて霊を連れてきてしまう体質とかほざき、興味本位や怖いもの見たさでドキドキしながら聞いていたものです。
小さい子供と車
そろそろ帰ろうかという時、交差点の向こうに3才くらいの女の子が立っていて。こっちを見ながら手招きをしています。周りには私たち以外おらず、どうやら私たちに手を振っている。
私は親戚や知り合いにそんな子どもはいないので、後輩に知っている子か聞いてみたのですが、
「誰に手まねきしているんだろうあの子。ものすごく嫌な感じがします。」
と言い返してきました。
こんな時間に小さい子供が1人で出歩くのはおかしいなと思い、迷子かな?とその子の元へに向かおうとるすと、信号無視してきた車が女の子の方へ突っ込んでいきました。
私達は驚きながら近くまで行って、恐る恐る車の周辺を見た渡しましたが女の子はいません。
その後、すぐに警察がやってきて、事故を目撃していた事から状況を話すのですが、女の子をの事を警察に話しても、「はあ?」と言われるだけで、女の子存在なんてありません。
ただ後輩が震えながら、
「もし女のところに行ってたら轢かれていまった・・・本当に危なかった。」
と言ったのです。
おばあちゃんが言うには
事故のお陰ですっかり遅く遅くなったので、その日はおばあちゃん家に泊まる事になりました。
おばあちゃんにさっきの出来事を話すと、「あそこは昔交通事故があってね。まだ3歳くらいの女の子だったと思う。3歳の女の子がトラックに轢かれてしまったのさ。1人じゃ寂しいから仲間を作ろうとしていたんじゃないかな。あそこは交通事後が多い。気を付けるんだよ。」と言いました。
相変わらず霊がいるなどは感じませんが、それ以降、私は幽霊というものをすこし信じるようになりました。
特に知らない人の手招きには十分注意しています。
※画像はイメージです。


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