犬鳴トンネルで本当の恐怖を味わう

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お盆休み、地元に戻った友人たちと集まってみけれど、やることもなく実家の居間でだらだら過ごしていた。
そこに夏だったら怪談だよねと、映画「犬鳴村」のDVDを持って一人の友人がやってきたのです。

観終わると友人の一人が、「犬鳴村って割と近くにあるって知っている」と言い出し、4人で車に乗り込み、犬鳴トンネルへと向かったのでした。

目次

犬鳴トンネルは観光地?

雰囲気をさらに盛り上げようと、稲川淳二の怪談を聞きながら、深夜の1時ぐらいに到着。
現地は深夜にも関わらず、肝試し感覚のグループが数組いて、意外なほどの人の多さに拍子抜けです。

ほとんど観光地状態で怖さもなにも感じません。
トンネルは映画で見た不気味さは感じますが、特に何も起きません。

「つまんねーな、帰るか」
僕らは引き返すことにしました。

走ってくる怪異?

車に戻る途中、友人の一人が急に足を止めたのです。
「どうしたの?」と聞こうとした瞬間、背後から「ウウウ」と、耳にしたことのない唸り声が聞こえてくる。

反射的にライトを向けると、そこにいたのは・・・
ちょっと派手目のアロハシャツを着たオジサン。
泣きそうな顔で、僕らの方に走ってくる。
あまりのギャップに、一同大爆笑。

男は僕たちを追い越し、前方で派手に転倒。
ズボンの膝が破れ、白い肌が見えていた。

ところが、これが恐怖の始まりだったのです。

悪夢の夜が始まる

その後のことは正直あまり覚えていないません。
「えっ?何が起きたの」と思った瞬間、周り中から鈍い音がしてうめき声が聞こえてきます。
誰かが林に消えて、誰かが叫び、気がつけば僕は地面に倒れていて、顔面を何発も殴られていました。

ようやく状況がつかめてきた頃には、車の前に正座させられ、僕らの前にいたのはオジサンとその取り巻きたち。

「人が命からがら逃げてきてんのに、笑っとったやろが」

クドクドと叱りを受け、殴られながら、月明かりに浮かび上がる半袖シャツの端から見え隠れするモンモン。
お察しの通りの方々で、ようやく開放された頃には、皆ボロボロ。
逆にそのことが、「怖いのは幽霊よりも現実」という確信につながりました。

終わらない夜

その夜の帰り道、僕らは全員、異常な睡魔に襲われ、どんなにコーヒーを飲んでも、ガムを噛んでも瞼が落ちる。
助手席と後部座席の2人はすでに意識を失っていて、僕は運転席で自分の腕を抓りながら走っていました。
なんとか家に帰り、布団に倒れ込んだ直後、携帯が鳴ります。

「チクったら、お前の家、行くからな」
あの団体に、いつの間にか電話番号を知られていて、ゾッとしました。
「しません、ごめんなさい、しません、ごめんなさい」と言って電話を切って、ようやく眠りにつけると思ったのですが。

数分後、別の友人からの電話がかかってきます。

「やばい、事故った。急にハンドルが効かなくなって」

絡まれたのではない、取り憑かれた

車同士の衝突事故だったようで、パニックになってまず私に連絡を入れたそうです。
まず初めに「あの事は絶対に誰にも言うなよ、電話番号しられているぞ」と忠告したのちに、警察に連絡するよう伝えて電話を切りました。

さらにもう一人からも連絡が入り、今度は単独事故。
ガードレールに衝突、車は大破。しかもガードレールのすぐ下は崖だったとのことで、間一髪の状況でした。

ボコられたの原因なのですが、その事は恐ろしくて言えません。
仕方なく全員が口裏あわせて、あの有名な犬鳴トンネルへ向かい、幽霊に追いかけられてボロボロになった、事故も「何か持ち帰ってしまったのでは」という事にしたのでした。

こうして都市伝説は語られていく、そんな体験談です。

※画像はイメージです。

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