何気なくテレビをつけたらヒストリーチャンネルが映り、2019年製作の「デビッド・ハッセルホフと80年代のスーパーカー」が流れ出しました。
「ナイトライダー」の「キット」こと1982年製ポンティアック・ファイヤーバード・トランザムとマイケル・ナイト役のデビッド・ハッセルホフが、36年前のドラマにインスパイアされた現代の技術を訪ねて回る番組でした。
ナイトライダーが現実に?
80年代の夢のスーパーカー「キット」の人工知能、自動運転、水陸両用、防弾ガラス、ありとあらゆる機能が現実に開発されて実用化、あるいは実用間近となっているのにはびっくりしました。
それも開発者たちはハッセルホフに会って説明するときに必ず「ナイトライダー」のファンで、「キット」を実現するために開発したというのです。
NASAの宇宙開発に携わる人々が「スタートレック」トレッキーで占められていること、携帯電話が「スタートレック」のコミュニケーターにヒントを得て開発されたなど。
SFやテレビドラマがもとで本物の技術者や学者になった人々は多くいるし、アイデアを得た機器はたくさんありますが、まさか「ナイトライダー」の「キット」までがその中に入るとは夢にも思いませんでした。
80年代といえば
当時大人気だった「白バイ野郎ジョン&パンチ」の白バイ警官パンチ役のエリック・エストラーダと、「特攻野郎Aチーム」のフェイスマン役のダーク・ベネディクトも登場しました。
エリックは、昔乗っていたカリフォルニアハイウエイパトロールのカワサキ1000を探し、ダークはAチームの黒いバンGMCの「バンデューラ」を探し出して修理し、ハッセルホフの「キット」と3台で砂漠レースを行っていました。
ダークは詐欺師のフェイスマンらしく、修理の人にお金を払わず、ミスターTのものと思しきイミテーションの金鎖を渡していたのも笑えました。
80年代と言えば「爆発デューク」の1969年型ダッジチャージャー「ジェネラル・リー」は出ないのかなあと思っていたら、デイジー役のキャサリン・バックが登場し、レースのスタートの旗を振っていました。
最近では「ジェネラル・リー」には南北戦争の南軍の旗が描いてあること、南軍の将軍の名前が人種差別を思い起こさせ、ポリコレに引っかかるようで「爆発デューク」の再放送もままならない有様だと聞いています。
当時の美女モーガン・フェアチャイルドも登場、みんなけっこうなお年なので色々手を加えたでしょうが、元気はつらつで元気づけられました。
海外ドラマの魅力
日本では海外ドラマはまともに評論もされず、映画より劣ると長年低い扱いを受けていると憤慨していた私。
36年経っても当時の主役がリスペクトされた番組が出来ること、「ナイトライダー」の「キット」が未来の技術革新に貢献したことがわかって、ちょっと溜飲が下がった次第です。
この番組は字幕だったのですが、「キット」の声が野島昭生氏ならもっとよかったのになあと思ったのはぜいたくでしょうか。
※画像はイメージです。


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