柳田國男「遠野物語」で有名な岩手県遠野市、その土地には幸運の神とも称される「座敷わらし」と呼ばれる妖怪が現れるスポットがいくつかあります。
中でも「遠野早池峰ふるさと学校」は、そのスジでは知る人ぞ知るという場所です。
そこで奇妙な体験、おそらく「座敷わらし」に遭遇した体験談を話します。
座敷わらしと学校
知らない人はいないと思いますが、座敷わらしとは、子どもの姿をした神とも妖怪ともされる存在です。
猫のように家にいつくといわれ、座敷わらしがいる家は幸福になるのですが、居なくなると落ちぶれると言われています。なぜ去っていってしまうかですが、一般的には裕福なった欲を嫌うというのですが、例外もあり、本当の理由は座敷わらし本人の判断なのでしょう。
すくなくても、人の価値観とは違っている事は確かです。
伝承は全国にありますが、岩手県遠野市がルーツであるという説があります。
その岩手県の早池峰(はやちね)山のふもとに「早池峰神社」があって、そのすぐ隣に「遠野早池峰ふるさと学校」という施設があります。
2007年(平成19年)に「遠野市立大出小・中学校」の役目を終えて閉校し、校舎を活用するプロジェクトにより資料展示兼交流の場として2010年(平成22年)としてリニューアルされました。
毎年、雪のない4~11月の間に入場料無料で見学ができます。
この施設は旧大出小中学校が現役の時分から、遠野早池峰ふるさと学校になった近年に至るまで、
「誰もいない校舎の照明灯が勝手に点灯、消灯する」
「知らない子どもが紛れ込んでいると報告を受けて教師が確認しても、姿がみつからない」
等の奇妙な現象が多数起こり、地元では「座敷わらしの出る学校」として有名です。
そのために教室の一部を利用して「座敷わらし関連展示スペース」が設けられました。
神棚の周りには、お供え物のお菓子やおもちゃ、訪れた有名人のサインなどが置かれて、楽しそうで座敷わらしが喜びそうな展示です。
座敷わらし体験
ずいぶん前ですが、座敷わらしの話を聞いて見学に訪れたことがあります。
昔懐かしい学校の雰囲気の中を見学し、座敷わらしと遭遇できなかった事を残念に思いながら帰宅しました。
自宅で何気なく撮影した校舎をみていると、ある写真に違和感を覚えました。
それは座敷わらしをお祀りした一室の窓カーテンが開いており、よく見ると複数の顔らしきものが映っています。
拡大写真をよくご覧いただきたい。部屋の中にしめ縄と祭壇が見え、窓枠の下部あたりにこちらを見つめる2つ人の顔が見えないでしょうか?

この窓枠の下部は大人の腰よりやや下ぐらいの高さであり、ここから人が顔を覗かせるのは相当無理な姿勢を取らなければなりません。ただし、子どもなら別なので・・・。
これが座敷わらしかどうかは判断つきかねますが、かなり時間が経過した今でも幸運は訪れていないようです。
最後に、2025年(令和7年)から、「ざしきわらし関連スペース」が設置されなくなりました。
座敷わらしが機嫌を損ねて、不幸が起きないことを願っています。



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